三郷町を子育ての町へ

平成26年5月、将来消滅する可能性のある自治体一覧が公表されました。
日本創生会議発表の「人口再生産力に着目した市区町村別将来推計人口について」より)

graph この予測では、2010年と比較して、2040年に20〜39歳の女性人口が50%以上減少する自治体を、いくら出生率が上がっても人口減少を回避できなくなり、将来消滅する可能性がある自治体としています。
三郷町は、減少率が50%を超えなかったため名指しはされていませんが、減少率は45.7%と予測されており、消滅するとされる基準に近いものとなっています。

現在、夫婦の理想としているこども数の平均は2.42人です。
一方、実際に夫婦がもうけたこども数の平均は1.96人です。
国立社会保障・人口問題研究所の第14回調査(2010年))。

つまり、なんらかの理由で理想とするだけの子供をもつことができない人が多いこととなります。
子供を持つか否かの多様性は尊重すべきものですが、出生率の向上のためには、こどもが欲しいと思った人には、その理想とする数のこどもをもうけることができるよう、さまざまな施策を行う必要があります。

一方、地方の人口減少の原因には都心への人口流出があります。

三郷町の地域としての魅力を高めることにより人口流出を防ぎ、また都心・他地域からの移住を促進することにより、将来も輝く三郷町を実現します。

若い世代の移住を促進し、25年後(’2040年)において、2010年比で若年世代の人口維持・増加を目指します。